こんにちは!morimoriです。
一人旅についていくつか記事を書きましたが、今日からは「なんで私がおひとり様生活を楽しむようになったのか」を、何回かに分けて書いていきたいと思います。

私の今と、最初のきっかけ
現在私は40代独身の女性です。現在パートナーも子供もいません。
もともと昔から一人で行動することを好んでいたわけではなく、若い時からシフト制の仕事で友人などと予定が合わないから一人で出かけたり食事をするのが日常になって……それがいつの間にか「一人でも平気」になっていただけでした。
そんな私が「一人が心地いい」と思うようになったきっかけは、登山でした。

社会人山岳会との出会い
30代の頃、社会人山岳会に入会しました。
理由はシンプルで、「ダイエットがてら体を動かしたい」「自然が好きだから登山に挑戦したい」──でも何もわからないし、一人で行くのは怖い。さらに、友達も欲しいし、出会いも欲しい。
なんと、今のおひとり様思考とは真逆だったんです。

仲間と登山、そして気づき
山岳会で仲間たちと遠征し、登山の経験を積むうちに、私は次第に「自分なりの価値観」で山を楽しむようになっていきました。
その一方で、会の中での人間関係に疲れも感じ始めます。
山を歩くペースや行きたい場所、目的などにこだわりが出てきて、「自分にとって最高の山行を、自分のために作りたい」と思うようになったのです。

一人で山へ
山岳会では必ず計画書を作成・提出してから山に入るルールがありました。
最初のうちは仲良くなった友人を誘って自分がリーダーとなり、計画と段取りをしていましたが──頼られることに息苦しさを感じるようになり、徐々に一人で山に行くようになりました。
それが、私のおひとり様の原点なのかなって思います。

不安と自由、どちらも味わう
もちろん、一人で山に行くのは怖さも不安もありました。
長野に遠征登山したときは、前日車中泊や山中テント泊をして、内心はヒヤヒヤ。
だけどそれ以上に、一人だけで誰にも気を遣わず、自分のためだけに成し遂げる登山は格別でした。自然の気持ちよさも怖さも全身で感じて、心の底から「自由」を味わったんです。
「一人でも行ける、出来る、楽しめる」──そう実感して、少しずつ自信が大きくなっていきました。

あの頃の私へ
今思うと、あの頃の私は殻を少しずつ破っていたんだと思います。
それでも、一人で出かけることに戸惑ったり、一目を気にしたり、知らない人に話しかけられてキョドったり。
心の扉は「ちょっと覗いてみる」くらいの幅しか開いていませんでした。

次の挑戦へ
そうやって自信をつけた私は、やがてもっと大きな挑戦をすることになります。
その話はまた今度。
ここまで読んでくださってありがとうございます。ではまた!

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