伊勢市駅でランチを求めて
二見浦でたっぷり歩いてお腹はペコペコ、しかもお目当ての美味し国のランチを求めてウキウキ。
しかし一人旅とはそう思った通りには行かないもの。
なぜならば一人旅とはご縁と出会いを経験するためのステージなのであります。
想定外からのご縁

さあ!伊勢市駅へ戻り、お昼ご飯は「伊勢せきや」さんのアワビご飯と心に決めていたので
まっしぐらに下宮参道へ向かいました。
が!
しかし、13時到着ですでにランチが終了しておりました。残念!想定外!
一気にお食事難民と化した私は途方に暮れていると、新規開店の飲食店のビラをいただきました。
どうやら歩いてちょっとの場所にあるとのことで、行ってみることに。
「嘉市」での贅沢ランチ

なんだか大人な感じの料理屋さんで「お値段未知数だな…」とちょっとひるんだものの、
「ちょっと贅沢してもいいや!」と思い切って入店!
メニューは、お手頃なフライや天ぷら、手捏ね寿司から、ちょっと贅沢な松阪牛やお寿司までいろいろ。
明日食べる予定のものや夕食など、いろいろとバランスを考えて悩みに悩んで、注文したのがこちら。

伊勢湾産のカキフライです。
ご飯とお味噌汁は別ですが、すべてつけても1800円くらいでした。
伊勢湾産のカキは新鮮なのか、臭みもなく大きくてジューシー。
何より薄衣のフライで、丁寧に作られたお料理だなと思いました。
伊勢の神様に供えられるお酒

お酒も注文です。
伊勢神宮にお供えされている唯一の公式なお酒、「白鷹」です。
純米吟醸で結構辛口、濃く深く、酒の味がぐっとくる感じでした。
岩戸の塩が付いてきまして、海の塩をなめながらキュッと一杯。
何とも大人な時間でした。

こちらのお店「嘉市」さん。
スタッフの皆さんの接客も非常に丁寧で、とてもいい食事ができました。
次に行くときは、ぜひ夕食で、しっかりお酒もいただきたいなと思います
いよいよ伊勢神宮へ
禊と食を経て下宮へ

二見で海の恵みを感じ、食を通して伊勢の豊かさを味わい、
その感覚を胸に、いよいよ伊勢神宮・下宮へ向かいます
女ひとり旅、伊勢神宮・下宮へ

お腹も満たされて、ほろ酔いご機嫌で伊勢神宮の下宮にいざお参り。
14時を過ぎて、ちょっと日も傾きかけて、午後のお日様がほんわか温かく、良い気持ちでした。
手水舎に日が当たっている様子がとても美しくて、
心の中で「めっちゃ綺麗!すっごいキラキラ!」と、ひとりこっそり感動してしまいました。
年末の下宮で感じる、静かな高揚感

年末という事もあり、下宮は多くの人でにぎわっていて、たくさんの人の歩く足音の中、
自分自身の歩く玉砂利の音に耳を澄ませながら、境内の明らかに澄んだ空気をじっくり感じ、
本殿までの歩く時間を味わっていました。
伊勢神宮・下宮とは

豊受大神と「美し国」伊勢の食の恵み
伊勢神宮の下宮は、豊受大神が御祭神で、内宮におられる天照大神の食を司る神様です。
神話では、天照大神が
「伊勢っていいところだわあー、ここにいたいわー」
と言われてから、もともと天照大神の食に仕えていた豊受大神を伊勢に呼んだ、という説があります。
昔から思っていたのですが、伊勢というか紀伊地域は、海と山の幸が豊富で、景色も良く、気候も良く、本当に美味しいものが多いなあ、と。
ほんとに「美し国(うましくに)」だなあと。
それをこの日のランチでも、海の幸と美味しいお酒で実感したのであります。
なので、豊受大神様には、伊勢の美味しい恵みを頂いたことと、日頃、自然の恵みを美味しく頂けていることへの感謝をお伝えしました。
三つの別宮をめぐる
多賀宮 ― 荒御魂の力

そして、別宮もお参りです。
まずは、多賀宮。
この神社では、豊受大御神の荒御魂が祀られています。荒御魂とは、神様の力が特に強くあらわれる側面を指す言葉で、活発で力強い働きを意味します。
神様のオフェンスのターンの状態ってことなのかな、と思います。
土宮 ― 伊勢の地を守る神様

次は、土宮です。
この神社では大土乃御祖神が祀られています。もともとは山田原の守り神として信仰され、外宮が建てられてからはその周辺地域の地主神や宮川の堤防を守る神として大切にされてきました。平安時代の終わり頃には別宮として位置づけられるようになったと伝えられています。
この伊勢の地を守ってくれる神様、という事ですね。
風宮 ― 雨風と自然の恵みを司る神様

風宮です。
この神社では、風や雨をつかさどる級長津彦命と級長戸辺命が祀られています。雨風は農作物に深く関わるため、古くから正宮に準じる大切な存在として丁重にお祀りされてきたと伝えられています。
この国の農作物などの恵みを頂けるのも、雨風という自然の力のおかげなので、
その安寧をお守りしてくれている、という事なのでしょうね。
下宮から始まるお伊勢参り
物語を感じながら、ビールスタンドで一杯
お伊勢参りは下宮から、と言いますが、
内宮の天照大神に仕えている「食の神様」と、
その豊かな食の恵みを支えてくれる自然を司る神様に、先にお参りするという事なんですね。
っとしみじみ思いながら下宮参拝の締めにと参道の角屋酒造さんのビールスタンド
「イセカド」でクラフトビールをいただきました。

頂いたのは「ねこののみもの」という名前のクラフトビール。
名前で興味そそられまくりで飲まずにはいられませんでした。
同じ伊勢市でクラフトビールを作っているひみつビールとISEKADOのコラボ商品とのことで、 ひみつビールのオリジナル「らっこののみもの」をオマージュしたビールとのこと。
どうやら鰹節が入っていたとの事です!びっくり!全然魚臭い嫌な感じはなかったです。
飲んだ感じはとにかく「あま~い」猫もまったりという感じのゆるーくなれるビールでした。
伊勢の町を感じながら今夜の宿へ

「伊勢めぐりって、物語があるなあー」とゆるーく思いながら、
ほろ酔い気分で、もう少し町の雰囲気を感じたくて
ちょっと距離はあったけど、歩きながら今夜のお宿へ向かう事にしました。

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